外壁 タイル補修調査に行ってまいりました！

『外壁タイルの補修をお願いしたい』

とのお問い合わせをいただき。

現場調査に行ってまいりました！

 

タイル補修工事は、建物の見た目の美しさだけでなく 安全性の確保 が大きな目的です。

特に外壁タイルは経年劣化によって浮きや剥離が発生し、落下事故につながる危険があります。

そのため、補修工事に入る前に現場調査を徹底することが不可欠 になります。

調査を怠ってしまうと、補修範囲の見落としや工事後の不具合につながってしまいます。

 

 

今回現場調査にお伺いした物件は、2階建てのタイル張りの建物です。

２階部分からタイルが落下があった様です

赤丸の部分、正面から見るとわかりませんが

角度を変えて見てみると・・・

 

タイルの浮き・ひび割れが確認できます。

 

 

 

調査の主な内容

・目視確認

　　ひび割れ、浮き、変色、目地の劣化などをチェック。

・打診調査

　　専用ハンマーでタイルを軽く叩き、音の違いから浮きを判定。

・写真記録・図面・記録との照合

　　問題個所の撮影、施工当時の図面を比較し、劣化の進行度を把握。

 

 

マンションやビルなどで幅広く外壁仕上材として活躍しているタイルは、

約３～5年程度で廃盤となっていく為、修繕工事の時期には同じ色のタイルが無い状態がほとんどです・・・

 

そこで、タイル張替え工事では基本的に

◎「タイル復元の精度」

◎「納期」

◎「コスト」

の3つの中での優先順位や使用数量を考慮させていただき 下記方法 からご提案させていただきます！

 

 

 

【補修材料　その1】

近似タイルを探す（近似タイルとは　現在販売されている既製品から選定）

 

一軒家やマンションやビルなどで幅広く外壁仕上材として活躍しているタイルは、5年程度で廃盤となっていく為、修繕工事の時期には同じ色のタイルが無い状態がほとんどです。市販されている全てのメーカーのタイルの中から既存に最も近いタイルを選定いたします。

 

【メリット】納期が早い

【デメリット】既存タイルと色が合わない場合　見栄えが悪い

 

 

【補修材料 その2】

リコートタイルで発注する

既存タイルに近いカラーをオーダーで個数ロット製作

近似タイルに低温釉薬や無機・有機塗材をリコートし低温で再燃成することで、色や表情を補正して再現性の高い仕上がりを実現することができます。

低温焼成にて色を合わせるため、色合いや質感をよりオリジナルに近づけることが可能です。

 

【メリット】既存タイルに近いタイルを作成しロット発注しなくても個数指定で既存に近いタイルが作れる

【デメリット】割り高くなる

 

 

【補修材料3】

釜本焼きタイルをオーダーする、既存タイルに合わせたタイルを新規で作成

タイルメーカーにて高温焼成で一からタイルを生産し、デザイン性と再現度の高いオーダータイルを制作することができます。既存タイルを元に色を数値化することで色合いや質感を極限まで近づけた、高精度の復元が可能です。

 

近似タイルでは対応できない場合や色にこだわりたいオーナー様におススメです。

 

 

【メリット】既存タイルに合わせて釜焼きを行う為、既存タイルとの差異がより少なくなる

【デメリット】ロット生産となり事前な手配も必要になる

 

 

タイル外壁でよく見られる劣化症状

劣 化 症 状	特　　徴	主な原因	放置リスク
タイルの浮き・剥がれ	打診すると空洞音がする、 目視で浮いている	接着モルタルの劣化、 施工不良、凍害	落下事故、 通行人への危険
目地の割れ・欠け	タイル間のモルタルや シーリングが割れる	紫外線・雨風による劣化、経年変化	雨水浸入→下地腐食・雨漏り
タイルのひび割れ・欠け	表面に細かい亀裂や欠けが生じる	熱膨張・地震・衝撃	美観低下、剥落の前兆
白華（エフロレッセンス）	表面に白い粉状の付着物	水分が内部から浸透し、 塩分が析出	見た目の劣化、 内部腐食の可能性
全面的な美観低下	色あせ、汚れ、カビの発生	長期的な紫外線・雨風	建物価値低下、 資産劣化

 

このような劣化が見え始めるっと剝落の危険性もありますが、美観も大幅に低下してしまいます。

 

 

 

劣化の進行と点検の目安

外壁タイルの劣化は「目地・シーリングが7〜10年で劣化」「タイル浮きは築20〜30年で顕著化」

などの進行段階があり、

点検は10年ごとに全面打診調査を行うのが目安といわれています。

 

・5〜10年目

　　目地やシーリング材の劣化が始まる ・小さなひび割れや汚れが目立ち始める

・10〜15年目

　　目地の割れや欠けが進行 ・雨水浸入による内部腐食のリスク増加

・20〜30年目

　　タイルの浮きや剥離が顕著化 ・国交省調査では築30年以上で浮き・剥離の発生率が約15〜20％

・30年以上

　　全面的な改修が必要になるケースも ・耐用年数は一般的に30〜50年とされる

 

 

タイル補修の費用は決して安い工事ではありません。

数十年放置され剥落寸前な状態やタイル浮きや張替え箇所が

多数あるさ場合、数百万円工事になる事が多々あります。

そうなる前にも定期的な調査や相談をすることが大切です！

 

 

 

小学校・中学校・高校・大学・保育所・幼稚園・老人福祉施設などの公共施設・ビル・オフィス・工場・戸建て・一軒家・マンション・大規模修繕 など幅広く対応しております。

 

当社は『大規模修繕工事』をメインとし、

大規模マンションの 塗装 や 防水工事 を手がけておりますが

実は『小さな工事』も大切にしております。

 

 

診断、見積りは無料で行っておりますのでご安心ください。

お客様のペースやご都合に合わせて、スタッフが誠実・丁寧にお応えします。

 

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弊社は、戸建て・マンション・工場などあらゆる建物の補修・シーリング・塗装・防水・板金工事を行っている専門業者です

 

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（平日10:00～17:00）

 

 

* 屋根・外壁を建ててから10年ほど放置している

* 建物に気になるひび割れがある

* 外壁を手で触ると粉状のものが付着す

* 豪雨の際、雨漏りが気になる

* 台風や災害で家の屋根や外壁が傷ついてしまった

* 相談をしたいが、業者の良し悪しがわからない

* 外壁塗装っていくらくらいなの？見積りだけでもいいのかな？

* マンション大規模修繕って具体的にどういうことをするの？