大阪市内大規模マンションタイル調査【外壁補修】
2026/10/16
私たちは阿倍野区、大阪市内を中心に
マンション大規模修繕工事・外壁塗装・屋根塗装・防水工事・金板工事をしております星功株式会社です。
マンションの外壁にタイルが使用されている建物では、見た目がきれいな状態でも、
タイルの裏側で劣化が進んでいることがあります。
外壁タイルは耐久性に優れた仕上げ材ですが、経年劣化などによってタイルと下地の接着力が低下すると、浮きや剥がれが発生することがあります。
そのまま放置すると、タイルが剥落する危険性もあるため、定期的な調査と適切な補修が大切です。
今回は、大阪市内の大規模マンションで実施した外壁タイルの打診調査と補修方法についてご紹介します。
調査では、タイルを一枚ずつ叩いて音を確認し、補修が必要な箇所を見つけていきました。
さらに、調査で確認されたタイルの状態に合わせて、
ステンレスピン注入工法による補修とタイルの張り替えを使い分けていきます。
マンション大規模修繕における外壁タイル補修の方法や、それぞれの違いについても詳しく解説します。
大阪市の大規模マンションで実施した外壁タイルの打診調査
今回の工事では、外壁タイルの状態を確認するため、打診調査を行いました。
打診調査とは、専用の打診棒などでタイルの表面を軽く叩き、そのときに発生する音の違いから、浮きが疑われる箇所を確認する調査方法です。
タイルが下地にしっかり接着している箇所と、タイルと下地の間に空隙が生じている箇所では、叩いたときの音が異なります。
一般的に、正常な部分とは異なる軽く響くような音が確認された場合は、タイルの浮きが疑われます。
ただし、音だけですべての状態を判断できるわけではありません。周囲の状態も確認しながら、補修が必要な箇所を見極めていくことが重要です。
今回の調査でも、外壁タイルを一つひとつ確認し、補修が必要と考えられる部分に目印を付けていきました。
【動画:タイルを叩き、音の違いを確認している打診調査の様子】
普段、地上からマンションの外壁を見上げただけでは、タイルの裏側の状態までは分かりません。
だからこそ、目に見えるひび割れや剥がれだけでなく、
打診調査によって隠れた劣化を確認することが大切です。
緑テープと青テープで補修方法を区別
今回の現場では、調査によって確認した補修箇所を、緑色と青色のテープで区別しています。
色分けすることで、どの箇所にどのような補修が必要なのかを現場で確認しやすくなります。
緑テープ:ステンレスピン注入工法で補修
緑色のテープが付いている箇所は、タイルに空隙が確認され、ステンレスピン注入工法による補修を行う部分です。
この工法では、タイルと下地の間に樹脂などの注入材を充填し、ステンレスピンを併用してタイルを躯体側へ固定します。
既存のタイルをそのまま活かしながら補修できるため、状態が適していれば、タイルを撤去して張り替える方法と比べて、撤去や新しいタイルの調達を抑えられることがメリットです。
また、既存タイルの色や質感をそのまま残しやすい点も特徴です。
ただし、タイルの浮き方や下地の状態によっては、注入工法が適さない場合もあります。そのため、すべての浮きに同じ工法を使用するのではなく、調査結果をもとに補修方法を選定する必要があります。
青テープ:タイルの張り替えが必要な箇所
一方、青色のテープが付いている箇所は、注入工法での補修では対応が難しく、タイルの張り替えを行う部分です。
タイルの状態や浮きの程度によっては、注入材を充填して固定するだけでは十分な補修が難しい場合があります。
そのような箇所では、既存のタイルを撤去し、下地の状態を確認したうえで新しいタイルへ張り替えます。
タイルを張り替える場合に考えたいのが、新しく使用するタイルの選び方です。
既存のタイルと同じ製品が現在も販売されていれば選択しやすいのですが、製造終了などによって同じタイルを入手できないケースもあります。
そこで、今回のような外壁タイル補修では、現在販売されている製品から選ぶ近似タイルと、既存タイルに近づけて製作する窯焼きタイルという選択肢があります。
外壁タイルの補修方法は大きく3つ
外壁タイルの補修では、タイルの状態や必要な仕上がり、工事数量などを考慮して方法を選びます。
今回の工事に関係する3つの方法について、それぞれの特徴を見ていきましょう。
① ステンレスピン注入工法|既存タイルを活かす補修
ステンレスピン注入工法は、浮きが確認されたタイルを、
注入材とステンレスピンを併用して固定する補修方法です。
タイル自体の状態や下地の状況が工法に適している場合に採用されます。
【主な特徴】
・既存のタイルを活かして補修できる
・タイルの撤去や新しいタイルの調達を抑えられる
・既存の色や質感を残しやすい
・張り替えと比べて、工期や費用を抑えられる場合がある
ただし、タイルの割れや浮きの状態によっては、注入工法だけでは対応できません。補修範囲や下地の状態を確認し、適切な工法を選定することが大切です。
【補修方法主な目的メリット注意点】
ステンレスピン注入工法既存タイルの浮きを固定する既存タイルを活かせるタイルや
下地の状態によって適否が変わります。
② 近似タイルによる張り替え|現在販売されている製品から選ぶ
近似タイルとは、既存タイルと完全に同じ製品が入手できない場合に、
現在販売されている既製品の中から、色・形・質感などが近いものを選んで使用する方法です。
タイルの製造が終了していたり、メーカーの製品ラインアップが変わっていたりすると、
修繕工事の際に同じタイルを用意できないことがあります。
その場合は、複数の製品を比較し、既存タイルにできるだけ近いものを選定します。
【主な特徴】
・現在販売されているタイルを使用する
・特注で製作する方法と比べて、材料を調達しやすい
・使用数量によっては、材料費を抑えやすい
・製品によっては、比較的短い納期で準備できる
一方で、既存タイルと新しいタイルでは、色や模様、表面の質感などに違いが生じることがあります。
さらに、既存タイルは長年の紫外線や雨風によって色合いが変化しているため、新しいタイルと並べた際に違和感が出る場合もあります。
そのため、近似タイルを選ぶ際には、単に色が似ているものを選ぶのではなく、サイズや質感なども確認することが重要です。
【補修方法主な目的メリット注意点】
近似タイルによる張り替え劣化したタイルを既製品に交換する調達しやすく、
費用を抑えやすい色や質感に違いが出る場合があります。
③ 窯焼きタイルによる張り替え|既存タイルに近づけて製作する
窯焼きタイルは、既存タイルに近い色や形、質感を目指して、新たに製作する方法です。
現在販売されている製品では既存タイルとの違いが大きい場合や、
外壁の見た目をできるだけ統一したい場合などに検討されます。
既存のタイルをもとに色や形状などを確認し、専用の製作工程を経て新しいタイルを作ります。
【主な特徴】
・既存タイルに近い色や質感を目指せる
・既製品の近似タイルでは合わせにくい場合にも検討できる
・外壁全体の見た目を整えやすい
ただし、窯焼きタイルは製作にあたってまとまった数量の発注が必要になる場合があります。
今回のように、万枚単位のロットで製作するケースでは、
実際に補修に使用する枚数が少なくても、材料を製作するための初期費用が大きくなる可能性があります。
また、製作には準備期間も必要です。そのため、材料費だけでなく、
必要数量や納期、仕上がりへのこだわりなども含めて検討する必要があります。
なお、窯焼きによって製作しても、既存タイルと完全に同じ色や質感になるとは限りません。
実際の仕上がりや製作条件を確認したうえで、採用するかどうかを判断することが大切です。
【補修方法主な目的メリット注意点】
窯焼きタイルによる張り替え既存タイルに近い製品を新たに製作する色や質感を近づけやすい製作ロットや初期費用、納期に注意が必要
ピン注入・近似タイル・窯焼きタイルの違い
ここで大切なのは、3つの方法が単純にどれか一つの優劣で決まるわけではないということです。
ステンレスピン注入工法は、既存タイルを固定するための補修方法です。
一方、近似タイルと窯焼きタイルは、張り替えが必要な場合に使用するタイルの選び方です。
つまり、まずは現場調査によってタイルの状態を確認し、注入による補修が可能なのか、
張り替えが必要なのかを判断します。
そのうえで、張り替えが必要な箇所について、
近似タイルと窯焼きタイルのどちらが適しているかを検討する流れになります。
マンション大規模修繕では、調査結果に合わせた補修が大切
マンションの外壁タイル補修では、見た目だけで補修方法を判断することはできません。
タイルが浮いている範囲や下地の状態、張り替えが必要な数量、既存タイルとの色合わせなど、さまざまな点を確認する必要があります。
また、補修方法によって材料費や施工手順、工期なども変わります。
そのため、必要な補修を適切に行うことに加えて、建物の状態や仕上がりへの要望、
費用とのバランスを考えながら方法を選ぶことが大切です。
星功株式会社では、マンション大規模修繕工事において、
外壁タイルの調査から補修方法の選定、
施工まで、現場の状況に合わせた対応を行っています。
60~150戸前後のマンションの大規模修繕を中心に、建物の状態を確認しながら、
管理組合様やオーナー様に必要な工事内容を分かりやすくお伝えすることを大切にしています。
大阪市でマンションの外壁タイル調査・補修をご検討の方へ
外壁タイルの浮きやひび割れ、剥がれが気になる場合は、早めに状態を確認することが重要です。
また、マンション大規模修繕を計画する際には、調査結果に基づいて適切な補修方法を選定することが、
建物を長く維持していくためにつながります。
星功株式会社では、マンション大規模修繕をはじめ、外壁タイルの調査・補修、外壁塗装、防水工事など、建物の状態に合わせた修繕工事に対応しています。
次のようなお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
・マンションの外壁タイルに浮きやひび割れがある
・タイルの剥落が心配なので、状態を確認してほしい
・大規模修繕に向けて外壁タイルの調査を検討している
・タイルの張り替えが必要か、注入補修で対応できるか知りたい
・近似タイルと窯焼きタイルの違いや費用について相談したい
お問い合わせの際には、建物の所在地や気になる症状、
これまでに行った調査・補修の有無などをお伝えいただくと、相談を進めやすくなります。
大阪市でマンション大規模修繕や外壁タイルの調査・補修をご検討の管理組合様、マンションオーナー様は、星功株式会社までお問い合わせください。
建物の状態を正しく把握し、必要な補修を適切に行うこと。
星功株式会社は、これまで培ってきた施工力・技術力・現場対応力を活かし、建物の維持と安心できる環境づくりに取り組んでいます。
当社は『大規模修繕工事』をメインとし
大規模マンションの 塗装 や 防水工事 を手がけておりますが
実は『小さな工事』も大切にしております。
診断、見積りは無料で行っておりますのでご安心ください。
お客様のペースやご都合に合わせて、スタッフが誠実・丁寧にお応えします。
大阪市を拠点とする星功株式会社は、マンションの大規模修繕工事を専門とし、
60~150戸前後のマンション修繕を得意としています。
外壁の補修・塗装、防水工事など、建物の状態に合わせた修繕はもちろん、
管理組合様・住民様に寄り添い、安心して工事を進められるよう、説明や現場での対応も大切にしています。
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そのような管理組合様、修繕委員会の皆様、マンションオーナー様は、ぜひ星功へご相談ください。
当社は大規模修繕工事を中心としていますが、建物の小さな不具合や、部分的な補修工事も大切にしています。
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